REVEILLE : オーナー 秋山健太郎さん

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20才のとき、何してた?

2021.01.07

REVEILLE : オーナー 秋山健太郎さん

京都の古着屋のオーナーさんの20才頃のファッションヒストリーや、最近のお気に入りの古着にまでを辿るインタビュー。今回は、2004年にオープンした『リヴァリー』を営む、オーナー秋山さんにフォーカスします。

20才の頃、
何をしていましたか?

学生時代だったんでしたけど、何しているか分からないくらいフラフラしてましたね(笑)。
その前の高校時代まではずっと水泳をしてたんですけど、それで高校行ったりしたりしていたのでスポーツに明け暮れていたんですよね。
同時に洋服にも興味はあったんですが。
高校卒業してから水泳をやめたんですけど、その縛りから解放されたリバウンドで好きなことややりたかったことをして過ごしていましたね。
バイトして色んなジャンルの洋服を買いに行ったり、映画観たり、友達と遊んだりとたくさんのことをインプットできたのが良かったと思っています。
洋服は古着以外にもモード系のブランドも好きでして、<ヘルムートラング>や<アレクサンダーマックイーン>などを買ってましたね。

左上の写真はアメリカ(サンタフェ)に行った時で、今の仕事に興味はあったので知らないなりに色々周っていました。
ちょうどアメリカ村で撮影された時のカジカジもありました(笑)。
あと、予備校時代の友達と一緒に撮った写真などなどです。

20才の頃に
買った古着は?

モヘアのカーディガンは、寺町の古着屋さんで買ったんですけど。
その時、リーバイスの519が欲しくて買いに行ったんですけど、「上に合わせれるものって何ですかね?」と店員さんに聞いた時に勧められて買いました。
毎年何回かは着ています。

ツナギは、その当時ハマっていて買ったやつですね。
ただ、そんなに出番はないアイテムなんですけど、色合いとか気に入っていました。
それで、ずっと持っていたんですけど、何とかして着られへんかなと思い、実験的に足を切ってコートにリメイクしました。
これが調子良いので、お店でもオリジナルリメイクとしてツナギコートを販売しています。

最近、買った
お気に入りの古着は?

80年代のやつで、特に有名なブランドではないのですけど、ヨーロッパで作られたアメリカンスタイルのライダースJKTです。
着た時にゴツゴツ感がなく、でも今のデザイナーズのようにシュッとし過ぎていない、そんな感じが自分らしいかなと思って気に入っています。

なぜ京都で古着屋を
始めましたか?

今でもあると思うんですけど、京都、大阪、神戸のそれぞれで服のスタイルが違っていると思うんですよね。
で、自分は大阪みたいに上手にミックスするようなスタイルが得意ではなくシンプルに着る方だったので、京都が合うなぁと思っていたことと、地元ということもありすんなり京都でお店をやりたいって気持ちになりましたね。

もし古着屋を
やっていなかったら?

何してましたかね(笑)。
20歳くらいの時に、色々バイトとかして、勉強も頑張ってなくて何したら良いのだろう? ってなった時に消去法ではないですが、服は好きだし古着屋さんで働きたいってテンションでした(笑)。
だから本当に何してましたかね(笑)。

今後の京都で
やっていきたいことは?

全然考えていないです。正直(笑)。
でも、この場所好きですし、お客さん大好きですし感謝しているので、単純にお店をずっと続けていければと思っています。

古着やファッション初心者に
伝えたいことは?

古着に対して敷居が高かったり難しそうだなと思っている方は多いと思うのですが、全然気軽に来ていただきたいなと思います。
どんなきっかけでも良いので、興味があれば手助けさせていただきます。

OWNER'S VOICE

「今シーズンは、いつものようにトラディショナルベースのミックススタイルが多くなると思います。ショート丈やジャストめのスタイルもそろそろ新鮮になってくるかと思います」